オリジナルブルゾンを製作しよう!😄
Tシャツと比べてどことなくフォーマルな印象を与えるポロシャツ。
元々は馬に乗って行うポロの競技者が着用したのが始まりと言われており、しばらくの間スポーツウェアとして親しまれてきましたが、近年ではビジネスシーンで取り入れている企業も少なくありません。
オリジナルポロシャツを製作するときのおおまかな流れとしては【1】アイテムを選ぶ→【2】サイズ・カラーを決める→【3】デザインを入稿する→【4】発注となります。 たった4ステップなので簡単そうに見えますが、業者との打ち合わせは対面ではなく電話やメールで行うことがほとんどで、初めて発注する場合だと少し手間取ってしまうかもしれません。
今回はそんな方々のために予め知っておくと役に立つ情報をお教えします!
★ポロシャツの生地の種類は?
プリント業者が取り扱っているポロシャツの生地は大きく分けて二種類です。
まず代表的なのは鹿の子ポロシャツと呼ばれるもので、その多くが綿とポリエステル混合、もしくは綿100%で作られています。 肌触りが良く、普段使いしやすい素材なのでアパレルショップなどで見かけたことのある方もいるのではないでしょうか。 「定番のものが良い」「あまりこだわりがない」という場合にはこちらの生地をおすすめします。
そしてもう一つはポリエステル100%のドライポロシャツです。 いわゆるメッシュ構造となっており、吸汗性・速乾性に優れているため屋外での活動で使用するのに向いています。 さらに洗濯に強く、シワになりにくいというメリットもあります。 「乾きやすいものが良い」「スポーツなどで使用したい」という場合はドライポロシャツがぴったりです。 また、気をつけなければいけないのは生地の素材だけではありません。
ポケットが付いているかどうか、首元がボタンダウンになっているかどうかなど細かい仕様も見る必要があります。 実際に届いたものがイメージと違った…なんてことになってしまったら大変なので、HPやカタログを見ながら慎重に選んでいきましょう。
★サイズやカラーを選ぶコツ
ネットで服を買う時によくあるのが「思っていたよりサイズが大きい/小さい」というトラブルです。 ポロシャツはどちらかというとゆったり着るよりもジャストサイズで着るのが一般的ですが、商品のサイズ感はメーカーによって異なるため「普段着てるのがMサイズだからMでいいかな…」という感覚で注文すると失敗する可能性があります。 このような事態を防ぐためにはサイズ表記に頼るのではなく、着丈や身幅を確認してから購入することが大切です。
次にカラーの決め方ですが、ポロシャツの定番カラーといえばブラック、ネイビー、ホワイトの3色です。 ブラックやネイビーだと落ち着いた印象になりますし、ホワイトだと清潔感のある爽やかな仕上がりになります。 この3色は着る人を選ばず、どんなシチュエーションでも使いやすいのが特徴なので、飲食店の制服など大量に注文する場合はこの中から決めるのが無難だと思います。 ポロシャツの生地には他にもオレンジやホットピンク、レッドなど明るいカラーの取り扱いもあります。 遠くから見て目立たせたい場合や周りと差をつけたい場合はあえて原色系のカラーを選ぶのもありですね。
★プリントする内容を決めよう!
一からデザインを作る場合、何を入れるかってすごく悩みますよね。
プロのイラストレーターやデザイン会社にお願いするのも一つの手段ではありますが、センスや技術がなくてもデザインを作ることは可能です。 例えばスタッフ用のユニフォームであればシンプルにSTAFFという文字や会社のロゴを入れるだけでも特別感が出ますし、最近はフリーで使える素材やテンプレートも充実しているので「文字だけじゃ物足りない」という方はそういったものを活用しても良いでしょう。
ここで強調しておきたいのは『オリジナルのデザインで製作すること』です。 市販で売られているポロシャツのデザインをそのまま流用するのはもちろんのこと、模倣するのも法的にはグレーとされています。 パロディデザインで製作できるかどうかの基準は業者によって様々ですが、後にトラブルに発展する可能性もゼロではないので、自分たちだけのオリジナルポロシャツを作って楽しみましょう。
それからどの位置にプリントするか?ということですが、ポロシャツの前面は前立てがあるため、プリントできる範囲が限られてしまいます。 背面はTシャツと同じように大きくプリントが出来るのでデザインをアピールするなら背中へのプリントが効果的です。
★まとめ
ポロシャツはこれから暑くなるにつれてどんどん需要が高まるアイテムです。 Tシャツより機能性の高い部分もあり、ボタンを開けたり閉めたりすることで体温調節ができるので一枚持っておくと重宝します。 この夏、ぜひ皆さんもオリジナルポロシャツの製作を検討してみてはいかがでしょうか?