オリジナルTシャツを作る時のポイントとは・・・😏
文化祭や運動会、部活のユニフォームなど幅広いシーンで活躍するオリジナルTシャツ。
市販のTシャツとは違い、自分たちで自由にデザインを決められるのが最大の魅力ですが、初めてだと一体何から手をつければいいのか分からないですよね。
そこで今回はオリジナルTシャツを作る時のポイントをまとめてみました。
色を決める
まずはTシャツの色を決めましょう。
クラス対抗のチームTシャツや会社のイベントTシャツなど予めコーポレートカラーが決まっていれば問題ないのですが、そうでない場合は色を決めるだけでも一苦労ですね。
Tシャツの色とプリントカラーの組み合わせは無数にありますので、使用するシチュエーションに合わせて選ぶのがおすすめです。 マラソン大会で着用するTシャツなら遠くから見ても分かるように蛍光色のTシャツにしたり、ノベルティとして配布するなら着る人を選ばない白Tシャツにしたり…。 特にこだわりがなければその年の流行色を取り入れてみてもいいかもしれません。
人気カラーや定番カラーは早めに完売してしまう可能性もあるので、注文前に在庫の確認を忘れないようにしましょう。
次に考えたいのがプリントの色です。
シルクスクリーンで製作する場合、プリントの色数によって金額が変わりますので、1色でプリントするのか2色でプリントするのかは予算を決める上でも重要です。 プリントカラーはTシャツの生地色に対して映える色を選びがちですが、白生地に白プリントや黒生地に黒プリントなどあえて同系色のインクで印刷してお洒落に見せる方法もあります。
「シンプルなイメージにしたい」「かっこよくまとめたい」「可愛い雰囲気にしたい」などおおまかなコンセプトがあると決めやすいのではないかと思います。
デザインを決める
色の組み合わせが決まったらいよいよ実際にプリントするデザインを考えます。
データはイラストレータやフォトショップなどの完全原稿で入稿するのが望ましいですが、「パソコンが苦手…」という方は手書きの原稿でも構いません。 手書きでの入稿が可能かどうかは業者によって異なりますので、不安な場合は一度問い合わせてみましょう。
また、ラフ案からデザインを起こす場合、デザイン料金が発生することもあります。 オリジナルTシャツを製作している業者の多くは【デザインテンプレート】や【書体見本】を用意していますので、オリジナルのロゴやイラストを描くのが難しければそういったものを活用するのも一つの手ですね。
プリントの大きさを決める
周りと一味違うTシャツを作るなら色やデザインではなくプリントの大きさにもこだわってみましょう。
同じデザインでも左胸にワンポイントで印刷するのと背中に大きく印刷するのとでは印象がガラッと変わりますよね。 作ったデザインをどう活かすかは自分たち次第ですが、この時気をつけなければならない点がいくつかあります。 第一に「デザインが細かすぎないかどうか」ということ。デザインに1mm以下の点や線が使われている場合、プリントの際にインクが潰れたりかすれたりする可能性があります。
元データをなるべく忠実に再現するためにはデザインを小さくしすぎないことが大切です。
第二の注意点は「デザインの大きさがアンバランスになっていないかどうか」ということ。例えば子ども用と大人用のTシャツをまとめて注文する時、多くの業者では子ども用のTシャツに合わせてデータの大きさを調整するのですが、 その結果、子ども用のTシャツだとちょうどいい大きさなのに大人用のTシャツだとデザインが小さく見える…という問題が発生します。 予算に余裕があれば子ども用と大人用で版を分けることもできますが、そうでない場合はどうすればすべてのTシャツに対してバランスよく配置できるかを考慮する必要があります。
著作権には要注意
有名なキャラクターやブランドロゴをそのままプリントするのはもちろん違法ですが、それを模倣したパロディデザインでも著作権や商標権を侵害する恐れがあります。 こういったデザインは業者が「プリントできない」と判断した時点で断られてしまうので、やり取りが長引くと希望の納期に間に合わないなんてことも。 パロディデザインの取り締まりは年々厳しくなっており、個人利用・商用利用問わずプリント不可としている会社は少なくありません。
既存のデザインはプロのデザイナーが作っていることがほとんどなのでついつい真似したくなる気持ちも分かりますが、せっかくお揃いのTシャツを作るなら自分たちだけの【オリジナルデザイン】で製作しましょう。
★まとめ 以上がオリジナルTシャツを注文する際のコツです。 オリジナルでTシャツを作るというと難しそうなイメージがありますが、最近はネットで気軽にやり取りできる業者も増えています。 これからTシャツを作ろうかなと考えている人は今回の内容をぜひ参考にしていただればと思います。